“さおう”の漢字の書き方と例文
語句割合
沙翁100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
今日沙翁さおう劇として残されてゐる作品は、果して沙翁自身が書いたものかどうかといふ、長いことそのままになつてゐる文芸史上の謎でありました。
それから一週間ほどたって、私は例のストラッドフォード・オン・アヴォンに沙翁さおうの故郷をたずねることになりました。
綺堂むかし語り (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
ただ、読者にお断りして置きたいのは、この作品が、沙翁さおうの「ハムレット」の註釈書でもなし、または、新解釈の書でも決してないという事である。
新ハムレット (新字新仮名) / 太宰治(著)