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ごふない
ふりがな文庫
“ごふない”の漢字の書き方と例文
語句
割合
御府内
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
御府内
(逆引き)
「何んといふ馬鹿なことをするんだ、
御府内
(
ごふない
)
の火付けは、
火焙
(
ひあぶ
)
りだぞ」
銭形平次捕物控:091 笑い茸
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
いつもならば江戸
御府内
(
ごふない
)
を
湧立
(
わきた
)
ち返らせる
山王大権現
(
さんのうだいごんげん
)
の御祭礼さえ今年は諸事御倹約の
御触
(
おふれ
)
によってまるで火の消えたように
淋
(
さび
)
しく済んでしまうと
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
いつ見ましても
御府内
(
ごふない
)
の御繁昌は豪勢なもので御座いますな。いかがで御座いましょう。どこぞその辺の桟橋へ着けまして二、三人
綺麗
(
きれい
)
なところを呼寄せ久ぶりで先生の美音を
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
ごふない(御府内)の例文をもっと
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