“ごひけん”の漢字の書き方と例文
語句割合
御披見100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大「重々心得違い、れにて宜しゅうございますか、御披見ごひけん下さい」
菊模様皿山奇談 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
と、胸に掛けていた革文筥かわふばこはずし、自分は、院主のお使いで、この書面を、柳生までお届けにゆく途中であるが、おさしつかえなければ、ここで御披見ごひけんくだされまいかとて、それを手渡した。
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「新六が託されて参った将監の書状です。——まず御披見ごひけんを」
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)