“ごちょうあい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御寵愛95.0%
御重愛5.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうでしょう、きっと、そうに違いない。ふだんの御寵愛ごちょうあいがふかいだけに、こういう折こそと、事ごとに、辛く当たられる私たちです。私も、何度も、唇を
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
三十余年間、臣ポローニヤスのみならず、家族の者まで、御寵愛ごちょうあい御庇護ごひごを得てまいりました。
新ハムレット (新字新仮名) / 太宰治(著)
日頃御重愛ごちょうあいの品、御手ならしの品とて、しばらく御もてあそび無かった後ゆえ、直にも御心のそれへ行くは必定ひつじょう、其時其御秘蔵が見えぬとあっては、御方様の御申訳の無いはもとより
雪たたき (新字新仮名) / 幸田露伴(著)