“ごだいご”の漢字の書き方と例文
語句割合
後醍醐100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
後醍醐ごだいごみかどこそは神武の帝より数えて、九十五代にあたらせ給う。天下一度乱レテ主安カラズ。これは現代いまのよの事なのであろう。東魚来テ四海ヲ呑ム。
赤坂城の謀略 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
彼はしばしば京師に献言せり、彼は萩藩府に勧告せり、彼は孝明天皇に向って後醍醐ごだいごたらんことを希い、藩主に向って義貞よしさだ正成まさしげたらんことを望めり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
その御遺跡を花の御所、後醍醐ごだいご天皇の御妹であったなとどいう説さえありますが、これもまただいしと姥の神とを、拝んでいたのが始めのようであります。
日本の伝説 (新字新仮名) / 柳田国男(著)