“ごたいぐう”の漢字の書き方と例文
語句割合
御待遇100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それらの諸先生に比べれば、従来予が官立学校教師として小説家を兼業する事が出来たのは、確に比類稀ひるいまれなる御上おかみ御待遇ごたいぐうとして、難有く感銘すべきものであろう。
艸木虫魚 (新字新仮名) / 薄田泣菫(著)
さればこそ、内々ないない、尊氏から切に、神器のお譲り渡しをおねがい申し出てあるのだ。さる折に、そちが事をこわしては困るではないか。……さっそくに、御待遇ごたいぐうを、ゆるやかにあらためろ。
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)