“おもてなし”の漢字の書き方と例文
語句割合
御待遇100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
旦那様も早く銀行から御帰りになる、御二人とも御客様の御待遇おもてなしやら東京の御話やらに紛れて、久振で楽しそうな御笑声わらいごえが奥から聞えました。
旧主人 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
静岡こちらへ来て、私と知己ちかづきになったというのを聞いて、(精一杯御待遇おもてなしをなさい。)ッて東京から母さんが手紙でそう云って寄越したのも、酒井さんとの縁談を、貴下に調えて頂きたければこそだもの。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)