“ごうせっとう”のいろいろな漢字の書き方と例文

語句	割合
強窃盗	66.7%
強竊盗	33.3%

(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。

平生（いつも）の疏放（そほう）から他人の住宅へ侵入した結果になり、その上強窃盗（ごうせっとう）の嫌疑をかけられてもしかたのないようになった己（おのれ）の所業（しわざ）を恐ろしく思った。隣の室ではまたものの気配がした。

指環 (新字新仮名) ／田中貢太郎(著)

すくなくとも三重の皮を冠っているのですからね……その表面から見ると疑いも無い普通の強窃盗（ごうせっとう）事件ですが、その表面の皮を一枚めくって、事件の肉ともいうべき部分を覗いてみますと

一足お先に (新字新仮名) ／夢野久作(著)

男は前科五犯という強竊盗（ごうせっとう）でこの近郊の産であった。近頃何かの罪で、県下の各警察が捜していた犯人なので、その九重に別れる際いい置いた事は