“ごうこう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
毫光88.9%
豪肴11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「どうぞ聖者の毫光ごうこうを御尊敬なさると同じお心持で、勝利を得たものの額の月桂冠を御尊敬なすって下さいまし。」
女の決闘 (新字新仮名) / 太宰治(著)
安寿はけさも毫光ごうこうのさすような喜びを額にたたえて、大きい目をかがやかしている。しかし弟の詞には答えない。ただ引き合っている手に力を入れただけである。
山椒大夫 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
だから美酒あり、豪肴ごうこうあり、麗女あり、いやもう百年前の専制王室だったときのアカグマ国宮廷の生活も、まさかこれほどではなかったろうと思うくらい豪華を極めたものであった。
二、〇〇〇年戦争 (新字新仮名) / 海野十三(著)