“こんごうりき”の漢字の書き方と例文
語句割合
金剛力100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と、龍太郎りゅうたろうもむッとして、やりのケラ首が折れるばかりにひッたくると、小文治こぶんじも、金剛力こんごうりきをしぼって、ひきもどそうとした。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
伊那丸は、金剛力こんごうりきをしぼって、波のほうへ、つなをひいてみたが、荒磯あらいそのゴロタ石がつかえて、とてもうごきそうもない。
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
一頃ひところからみれば、近頃は、金剛力こんごうりきぞ」
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)