“こばやかわ”の漢字の書き方と例文
語句割合
小早川100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかるに、すでに半年以上も経つが、毛利輝元以下、吉川きっかわ小早川こばやかわの大軍が、兵船をつらねて来るというその第二戦線は、いっこう何処にも実現されない。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
まず中国の秀吉は吉川きっかわ小早川こばやかわの大軍と、いまや四つに組んだかたちで、高松の城に釘づけとなっている。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
容易には出て来ない毛利軍が輝元てるもとを始め、吉川きっかわ小早川こばやかわ、その他の宿老まで、大兵を挙げて、一上月城こうづきじょうや三木城の後詰うしろまきに上って来たことは、これこそ天の与え給う絶対な機会ではござりませぬか。
新書太閤記:05 第五分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)