トップ
>
こはぜ
ふりがな文庫
“こはぜ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
鞐
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鞐
(逆引き)
こう節子は岸本に話しかけながら、母の側で
片膝
(
かたひざ
)
ずつ折曲げるようにして、谷中まで行って来た足袋の
鞐
(
こはぜ
)
を解いた。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
裾
(
すそ
)
だけが
四色
(
よいろ
)
の波のうねりを打って白足袋の
鞐
(
こはぜ
)
を隠す。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
その
鞐
(
こはぜ
)
を掛ける時に、昔は
紐
(
ひも
)
のついた
足袋
(
たび
)
のあったことを思い出した。その足袋の紐を結んで、水天宮さまのお参りにでもなんでも出掛けたことを思い出した。そんな旧いことが妙に彼女の胸へ来た。
食堂
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
こはぜ(鞐)の例文をもっと
(6作品)
見る