“こにきし”の漢字の書き方と例文
語句割合
國主100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ここにその御杖を新羅しらぎ國主こにきしかなとに衝き立てたまひ、すなはち墨江すみのえの大神の荒御魂あらみたま一五を、國守ります神と祭り鎭めて還り渡りたまひき。
また百濟の國主こにきし照古せうこ牡馬をま壹疋ひとつ牝馬めま壹疋を、阿知吉師あちきしに付けてたてまつりき。この阿知吉師は阿直あちの史等が祖なり。また大刀と大鏡とを貢りき。
然れども大后より始めて、諸卿まへつぎみたち堅く奏すに因りて、天の下治らしめしき。この時、新羅しらぎ國主こにきし御調物みつぎもの八十一艘やそまりひとふね獻りき。ここに御調の大使、名は金波鎭漢紀武こみはちにかにきむといふ。