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こしんじ
ふりがな文庫
“こしんじ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
湖心寺
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
湖心寺
(逆引き)
湖心寺
(
こしんじ
)
と云う寺が
堤
(
つつみ
)
に沿うて湖の中にあった。古い大きな寺で眺望が好いので遊覧する者が多かった。喬生もそこでひと休みするつもりで寺の中へ往った。
牡丹灯籠 牡丹灯記
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
そこにある
湖心寺
(
こしんじ
)
という古寺にはいってしばらく休むことにして、東の廊下をあるき、さらに西の廊下をさまよっていると、その西廊のはずれに薄暗い
室
(
へや
)
があって
世界怪談名作集:18 牡丹灯記
(新字新仮名)
/
瞿佑
(著)
土地の者にも訊き、往来の人にも尋ねましたが、誰も知らないという。そのうちに日も暮れかかって来たので、そこにある
湖心寺
(
こしんじ
)
という古寺にはいって暫く休むことにしました。
中国怪奇小説集:14 剪灯新話(明)
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
夕方になって湖の中に通じた
路
(
みち
)
を帰っていると、そこに
湖心寺
(
こしんじ
)
と云う寺があったので、ちょっと休んで往こうと思って寺へ入り、東の廊下を通って西の廊下へ往ったところで
牡丹灯籠 牡丹灯記
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
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