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こうしゅくぎょ
ふりがな文庫
“こうしゅくぎょ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
孔叔圉
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
孔叔圉
(逆引き)
子路が魯に来ている間に、衛では政界の大黒柱
孔叔圉
(
こうしゅくぎょ
)
が死んだ。その未亡人で、亡命太子
蒯聵
(
かいがい
)
の姉に当る
伯姫
(
はくき
)
という女策士が政治の表面に出て来る。
弟子
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
孔叔圉
(
こうしゅくぎょ
)
が死に、其の未亡人で蒯聵の姉に当る
伯姫
(
はくき
)
が、息子の
悝
(
かい
)
を
虚器
(
きょき
)
に擁して権勢を揮い始めてから、漸く衛の都の空気は亡命太子にとって好転して来た。
盈虚
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
それを
輔
(
たす
)
ける・しかつめらしい
老獪
(
ろうかい
)
な
上卿
(
しょうけい
)
・
孔叔圉
(
こうしゅくぎょ
)
(自分の姉の夫に当る爺さんだが)の下で、
蒯聵
(
かいがい
)
などという名前は昔からてんで聞いたこともなかったような顔をして楽しげに働いている。
盈虚
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
孔子が四度目に衛を訪れた時、若い衛侯や正卿
孔叔圉
(
こうしゅくぎょ
)
等から
乞
(
こ
)
われるままに、子路を推してこの国に仕えさせた。孔子が十余年ぶりで故国に
聘
(
むか
)
えられた時も、子路は別れて衛に留まったのである。
弟子
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
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