“けいこぼん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
稽古本92.3%
唄本7.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
清元きよもとの師匠のもとからの帰りででもあると見えて、二人とも稽古本けいこぼん小脇こわきにかかえながら橋を渡って来る。
夜明け前:02 第一部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
甚助さんが改めると、娘の稽古本けいこぼんを包んだ風呂敷には灰がいつぱい附いて居ります。香爐でも隱したんでなければ、風呂敷へ灰なんか附くわけはないと申します。
それからは毎日けいしをあけて唄本けいこぼんの間を調べる。