“ぐりあたま”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
栗天窓50.0%
栗頭50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
白薩摩の汚れた単衣ひとえ、紺染の兵子帯へこおび、いが栗天窓ぐりあたま団栗目どんぐりめ、ころころと肥えて丈の低きが、藁草履わらぞうり穿うがちたる、あにそれ多磨太にあらざらんや。
黒百合 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
そして、大河無門は、その一番はいり口のところに、その大きないが栗頭ぐりあたまを横たえ、近眼鏡をかけたまま、しずかに眼をつぶっていたのであった。
次郎物語:05 第五部 (新字新仮名) / 下村湖人(著)