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くんじよう
ふりがな文庫
“くんじよう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
薫蒸
66.7%
燻蒸
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
薫蒸
(逆引き)
十八娘の美しさが、
恐怖
(
きようふ
)
と激情に
薫蒸
(
くんじよう
)
して、店中に匂ふやうな艶めかしさ。鹿の子絞り帶も、
緋縮緬
(
ひちりめん
)
の
襦袢
(
じゆばん
)
も亂れて、中年男のセピア色の腕にムズと抱へられます。
銭形平次捕物控:065 結納の行方
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
女はいきなり笑ひ出しましたが、麻布中の空氣を
薫蒸
(
くんじよう
)
するやうな笑ひです。
銭形平次捕物控:045 御落胤殺し
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
くんじよう(薫蒸)の例文をもっと
(2作品)
見る
燻蒸
(逆引き)
馬丁
(
べつたう
)
の黒助は立ち上がつて、番手桶の水をザブリと掛けました。初秋の肌寒い風が、半裸の美女を吹いて、そのまゝ
燻蒸
(
くんじよう
)
する湯氣も匂ひさうです。
銭形平次捕物控:022 名馬罪あり
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
くんじよう(燻蒸)の例文をもっと
(1作品)
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