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くらやど
ふりがな文庫
“くらやど”の漢字の書き方と例文
語句
割合
蔵宿
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蔵宿
(逆引き)
おれはその金を吉原へ持って行って一月半ばかりに使ってしまったが、それから
蔵宿
(
くらやど
)
やほうぼうを頼んで金をつかった
大菩薩峠:39 京の夢おう坂の夢の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
大西徳左衞門
(
おおにしとくざえもん
)
という者の総領で、この兄の名は徳造と申して、これも峯樹院様の御用達をして百俵も頂いて居りましたが、放蕩無頼で、
蔵宿
(
くらやど
)
には借財も出来
松と藤芸妓の替紋
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
このとき、うしろの
蔵宿
(
くらやど
)
両口屋から出てきた老人の侍が、おなじく
小手
(
こて
)
をかざして栄三郎を望見していた。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
お前さんも
峯壽院
(
ほうじゅいん
)
様の
御用達
(
ごようたし
)
では無いか………お前さんは立派な天下の御家人では無いか、お
父
(
とっ
)
さんが亡くなると
蔵宿
(
くらやど
)
は
借
(
かり
)
つくし、拝領物まで残らず売ってしまって
松と藤芸妓の替紋
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
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