“くまのごおう”の漢字の書き方と例文
語句割合
熊野牛王100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
熊野牛王くまのごおうの誓紙は実にこのあとですぐ持ち出されたのであった。そして十三名が血判けっぱんした。
黒田如水 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
正面には山屋敷あずかりの与力、熊野牛王くまのごおうの神紙二十七枚を三方にのせて前へ置き、側には、机を控えて同心と書役かきやく、左の袖部屋にも三、四の下役がおそろしく緊張したていで折目を正している。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)