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くずいとおり
ふりがな文庫
“くずいとおり”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
屑糸織
50.0%
葛糸織
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
屑糸織
(逆引き)
ひょろ松と顎十郎が、踏みこんで行くと、伏鐘重三郎は、
松坂木綿
(
まつざかもめん
)
の着物に
屑糸織
(
くずいとおり
)
の
角帯
(
かくおび
)
という、ひどく実直な身なりで長火鉢に鯨鍋をかけ、妾のお沢と一杯
飲
(
や
)
っていた。
顎十郎捕物帳:19 両国の大鯨
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
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葛糸織
(逆引き)
この言葉に平大納言時忠は、緋色の緒のついた袴、
葛糸織
(
くずいとおり
)
の直垂、
立烏帽子
(
たてえぼし
)
という姿で惟村の前にあらわれると、きつい語調でいった。
現代語訳 平家物語:08 第八巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
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