“くうすゐ”の漢字の書き方と例文
語句割合
空翠100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
嵐烈しく雪散る日辿り着きたる平泉、みぎはこほれる衣川を衣手寒く眺めやり、出羽にいでゝ多喜の山に薄紅うすくれなゐの花をで、象潟きさかたの雨に打たれ木曾の空翠くうすゐに咽んで、漸く花洛みやこに帰り来たれば
二日物語 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)