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くうきぞうり
ふりがな文庫
“くうきぞうり”の漢字の書き方と例文
語句
割合
空気草履
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
空気草履
(逆引き)
槐
(
えんじゅ
)
の根もとに走り寄った敏子は、
空気草履
(
くうきぞうり
)
を
爪立
(
つまだ
)
てながら、出来るだけ腕を伸ばして見た。しかし籠を吊した枝には、容易に指さえとどこうとしない。
母
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
一人が
最
(
も
)
う、
空気草履
(
くうきぞうり
)
の、
媚
(
なまめ
)
かしい
褄捌
(
つまさば
)
きで駆けて来る、目鼻は
玉江
(
たまえ
)
。……
最
(
も
)
う一人は
玉野
(
たまの
)
であつた。
伯爵の釵
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
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