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ぎんどこ
ふりがな文庫
“ぎんどこ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
銀床
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
銀床
(逆引き)
「驚いたね、ああして、男世帯の
銀床
(
ぎんどこ
)
に
無
(
ね
)
えものは女っ気と亭主の片腕だと、町内でこんな評判を立てられているところへ、お前だけが俺に
濡衣
(
ぬれぎぬ
)
を着せようというものだ」
大菩薩峠:10 市中騒動の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
こう言って男女が山下の
銀床
(
ぎんどこ
)
という床屋へ入るのまで、お絹はちゃんと見届けてしまいました。
大菩薩峠:10 市中騒動の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
持っていたんでございますが、あの橋の真中へ吊される時に下へ落っこってしまったんでございます、桂川の水の中へ落してしまったんでございます。所、名前は山下の
銀床
(
ぎんどこ
)
の銀といって……
大菩薩峠:11 駒井能登守の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
変ったといっても店の
体裁
(
ていさい
)
や職人小僧の
類
(
たぐい
)
、お客の扱いに別に変ったところはなく、「
銀床
(
ぎんどこ
)
」という看板、
鬢盥
(
びんだらい
)
、
尻敷板
(
しりしきいた
)
、
毛受
(
けうけ
)
、
手水盥
(
ちょうずだらい
)
の類までべつだん世間並みの床屋と変ったことはない。
大菩薩峠:10 市中騒動の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
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