“ぎょくじ”の漢字の書き方と例文
語句割合
玉璽100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けれど、官職を下賜されるには、玉璽ぎょくじがなければならない。筆墨や料紙はなんとか備えてあるが玉璽は今、お手許にない。——ゆえに
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
(二)喇嘛と一緒に、喇嘛の玉璽ぎょくじが、同じく宮中から失われた。
喇嘛の行衛 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
小人しょうじんたまを抱いて罪あり、例の孫策が預けておいた伝国でんこく玉璽ぎょくじがあったため、とうとうこんな大それた人間が出てしまったのである。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)