“ぎけん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
義建50.0%
義犬50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
忠兵衛の子がまだ皆いとけなく、栄次郎六歳、安三歳、五百いお二歳の時、麹町こうじまちの紙問屋山一やまいちの女で松平摂津守せっつのかみ義建ぎけんの屋敷に奉公したことのある忠兵衛の妻は亡くなったので
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
また一時『義犬ぎけん』と云う活動写真の流行したことを。あの黒犬こそ白だったのです。しかしまだ不幸にも御存じのないかたがあれば、どうかしもに引用した新聞の記事を読んで下さい。
(新字新仮名) / 芥川竜之介(著)