“きょくしょ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
局所50.0%
曲渚50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼等は自然と大理石の欄干の外をまわりながら、篤介の家族や親戚や交友のことを話し合った。彼女は微笑を含んだまま、かなり尋ねにく局所きょくしょにもたくみに話を進めて行った。
(新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
乃チ告ゲテ曰ク陰陽相和スルニ非ザレバ雨ナラズ。ソノ感応スルヤ知ルベシ。えきニイハズヤイテ雨ニ逢ヘバ吉ナリト。コレ余ノ喜アル所以ゆえんナリト。海湾数十里。曲渚きょくしょ廻汀かいてい相環合ス。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)