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きょうらんどとう
ふりがな文庫
“きょうらんどとう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
狂瀾怒濤
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
狂瀾怒濤
(逆引き)
嵐が急にやんだように、
狂瀾怒濤
(
きょうらんどとう
)
が一時に鳴りを鎮めたように、乗組員たちの気分は
俄
(
にわ
)
かにさわやかとなった。立っていた者は、へたへたとその場に崩れるように尻餅をついた。
火星探険
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
けだし平民主義の政治世界に侵入するあたかも
狂瀾怒濤
(
きょうらんどとう
)
の海面を
捲
(
ま
)
いて
奔
(
はし
)
るがごとく、貴族的の堤防は一時に潰裂せざらんと欲するもあたわざるの勢いにして、すなわち米国革命戦争のごとき
将来の日本:04 将来の日本
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
進化の法則で吾等猫輩の機能が
狂瀾怒濤
(
きょうらんどとう
)
に対して適当の抵抗力を
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
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