“きょうへい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
杏坪37.5%
驕兵37.5%
怯兵12.5%
羗兵12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
我邦近世ノ詩人六如師ハ第二集ヲ以テ絶佳トナス。杏坪きょうへい翁モマタ晩年ノ詩ヲ以テ絶佳トナス。ワガ友雲如山人詩篇はなはダ富ム。陸続トシテ刻ニ付ス。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
「お驚きになることはありますまい。これは黄忠が驕兵きょうへいの計に違いありません」
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
魏の兵がこういう畏怖いふにとらわれだしたので、司馬懿もその怯兵きょうへいを用いるのは骨であった。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
夏侯楙かこうもは、韓徳かんとくを呼んだ。これはこんど魏軍が長安を本営としてから、西涼の羗兵きょうへい八万騎をひきいて、なにか一手勲ひとてがらせんと、参加した外郭軍がいかくぐんの大将だった。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)