“きやはんがけ”の漢字の書き方と例文
語句割合
脚絆掛100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
紋附の羽織に脚絆掛きやはんがけ草鞋穿わらぢばきといふ服装なりでやつて来て、三月ばかりもしたら出征の兵士の仲間に加はるであらうといふ。私は落葉松からまつの垣の外へ出て、明日あす入営するといふ青年の後姿を見送つた。
突貫 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)