“きぬハンケチ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
絹半巾50.0%
絹手巾50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は子供をしっかと上衣うわぎくるんで、ひしと抱きしめながら、絹半巾きぬハンケチを丸めて早速の猿轡さるぐつわとし三階へ駈け上った。
水晶の栓 (新字新仮名) / モーリス・ルブラン(著)
老婦はお宮の絹手巾きぬハンケチで包んだ林檎りんごを包みのまま差し出した。手に取り上げて見るとお宮と一緒にいるようなかおりの高い香水のにおいが立ち迷うている。
うつり香 (新字新仮名) / 近松秋江(著)