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きぜわもの
ふりがな文庫
“きぜわもの”の漢字の書き方と例文
カタカナ:
キゼワモノ
語句
割合
生世話物
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
生世話物
(逆引き)
源之助はその若い時にはこのように本格の竹本劇が出来たのに、次第にそれから遠ざかって
生世話物
(
きぜわもの
)
に移って行ったのである。
役者の一生
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
……(あたりを見まわして)まるでこりゃ
生世話物
(
きぜわもの
)
だな。……
上手
(
かみて
)
はおあつらえむきの葦原、下手は土手場で木場につづくこころ、か……。
金狼
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
団十郎
(
くだいめ
)
のすることの方が好きだから——わかりもしないくせに、高尚ぶってるといわれたりしたけれど、もともとお狂言師は、
生世話物
(
きぜわもの
)
をやらなかったからねえ。
市川九女八
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
源之助のような出たとこ勝負の役者には時によって、つぼの外れる所があるが、
生世話物
(
きぜわもの
)
だと成功する率が多い。生活が即舞台となることが出来るから。
役者の一生
(新字新仮名)
/
折口信夫
(著)
きぜわもの(生世話物)の例文をもっと
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