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きいつぽん
ふりがな文庫
“きいつぽん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
生一本
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
生一本
(逆引き)
まことに正味の茶には相違ないが、いかに言つても
生一本
(
きいつぽん
)
で、
灰汁
(
あく
)
が強い。それに思つたほどの味が出ない。
桃の雫
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
不確な自分勝手の速断の為めに二人の友情をまで汚すのは彼には忍びがたいことだつた。此の
生一本
(
きいつぽん
)
の男は何処までも
真清無垢
(
しんせいむく
)
として置かずにはすまなかつた。
煤煙の匂ひ
(新字旧仮名)
/
宮地嘉六
(著)
生一本
(
きいつぽん
)
な加野を、狂人のやうにしてしまつてまで、あの時は、富岡はゆき子を得た。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
きいつぽん(生一本)の例文をもっと
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