“がんこおやじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
頑固爺60.0%
頑固親爺40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うそサ、大嘘サ、お梅さんは善いにしてもあの頑固爺がんこおやじの婿になるのは全く御免だからなア! ハッハッ……お梅さんこそ可憐かわいそうなものだ、あの高慢狂気きちがいのお蔭で世に出ることが出来ない!」
富岡先生 (新字新仮名) / 国木田独歩(著)
頑固親爺がんこおやじが不幸むすこを折檻せっかんするときでも、こらえこらえた怒りを動作に移してなぐりつける瞬間に不覚の涙をぽろぽろとこぼすのである。
自由画稿 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
槍騎兵そうきへいはこんなふうに考えていた。「この頑固親爺がんこおやじも財産をそっくり終身年金に入れたわけでもあるまい。金になるなら時々は人民服を着るのもいい。」