“がまごおり”の漢字の書き方と例文
語句割合
蒲郡100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
墨股すのまた合戦のくだりは、古典にもある場面ですが、新宮十郎行家が、蒲形かまかた(現今の東海道、蒲郡がまごおり)を根拠地としていたということは、古典にはなく、小生の詮索せんさくによるものでありますが
随筆 新平家 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
蒲郡がまごおり、常磐館にて。
五百五十句 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)
日を一日繰り上げたのは、大垣から真っ直ぐ東京へ帰ると云う雪子を、三人が蒲郡がまごおりまで送って行こうと云うことになったので、金曜日に菅野方へ泊り
細雪:03 下巻 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)