“がけぶち”の漢字の書き方と例文
語句割合
崖縁100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
崖縁がけぶちの台つきの遠目金とおめがねの六尺ばかりなのに妹が立掛たちかかった処は、誰も言うた事ですが、広重ひろしげの絵をそのままの風情でしたが——婆の言う事で、変な気になりました。
甲乙 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
空を仰いでいた老人は、すぐにうしろの崖縁がけぶちをのぞいて
鳴門秘帖:05 剣山の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)