“がくろく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
岳麓50.0%
嶽麓25.0%
学録25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
山廬さんろまだ存す岳麓がくろく枯木なか
六百五十句 (新字新仮名) / 高浜虚子(著)
僕は翌々十八日の午後、折角の譚の勧めに従い、湘江を隔てた嶽麓がくろく麓山寺ろくざんじや愛晩亭を見物に出かけた。
湖南の扇 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
嶽麓がくろくには湘南工業学校と言う学校も一つあるんだがね、そいつをまっ先に参観しようじゃないか?」
湖南の扇 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
どういう有様に在るかというと、僧侶の貧学生は喰ったり喰わなんだりして居ってもとにかく月に一遍いっぺんずつ学録がくろくを貰うことにきまって居るし、また折々おりおり布施物ふせものもあるです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)