“かれはす”の漢字の書き方と例文
語句割合
枯蓮100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
枯蓮かれはすもばらばらと、折れた茎に、トただ一つ留ったのは、硫黄いおうヶ島の赤蜻蛉あかとんぼ
南地心中 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
音づれてさびしきものは枯蓮かれはすのうら葉たたきて行く時雨かな
礼厳法師歌集 (新字旧仮名) / 与謝野礼厳(著)
虹橋の下には、枯蓮かれはすの葉がからから鳴っていた。
三国志:02 桃園の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)