“かれしば”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:カレシバ
語句割合
枯柴50.0%
枯芝50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
壇上の東海坊が声を掛けると、壇の四方を埋めて人間の背丈ほどに積み上げたおびただしい枯柴かれしばに油を注ぎかけて、護摩壇の火を取って移しました。
壇上の東海坊が聲を掛けると、壇の四方を埋めて人間の脊丈けほどに積み上げた夥しい枯柴かれしばに油を注ぎかけて、護摩壇の火を取つて移しました。
このへんの水の在る所で今夜はこの枯れた樹を集めて、まあ火がよく出来るという考えでその辺の池のある所に荷を卸してまた例のごとく枯芝かれしばを集め野馬の糞を拾ってその夜はごく安楽に
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
雪の降つた公園の枯芝かれしばは何よりも砂糖漬にそつくりである。
都会で (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)