“からまつばやし”の漢字の書き方と例文
語句割合
落葉松林100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
前に、富嶽を仰ぎ、うしろに湖を見る落葉松林からまつばやしの中にすべて新しい木口の宿殿が建てられてあった。
新書太閤記:06 第六分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
落葉松林からまつばやしを思つてた。
(新字旧仮名) / 新美南吉(著)
私の好んで行った山よりの落葉松林からまつばやしは、ときおり林の切れ目から薄赤い穂を出したすすきの向うに浅間の鮮やかな山肌をのぞかせながら、何処どこまでも真直に続いていた。
楡の家 (新字新仮名) / 堀辰雄(著)