“かめわりしばた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
瓶破柴田50.0%
甕破柴田50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
瓶破柴田かめわりしばた、鬼柴田ともいわれたひとが、遅れ通しで、ここ何事にも後輩の足下にすべてを先んぜられてしまい、清洲会議でも、足下には一目も二目もおいていたというではないか。
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
必死一千のしのぎの火、却って八千の大軍を走らせ、死ぬべく斬って出た道を、却って、凱歌の大道として、意気揚々本国へ還って来たという——ああ、当年の瓶破柴田かめわりしばたの名は、そも
新書太閤記:09 第九分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
つづいて翌四十年七月の第二回(新富座)には「阿新丸くまわかまる」二幕を書いた。同年十月の第三回(東京座)には「十津川とつかわ戦記」三幕を書いた。同時に紫紅君の「甕破柴田かめわりしばた」一幕を上場した。
綺堂むかし語り (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)