“かみのやま”の漢字の書き方と例文
語句割合
上山100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
十三歳の時に上山かみのやま小学校の訓導が私等五人ばかりの生徒を引率して旅に出た。第一日目は上山の裏山越をして最上川畔のドメキ(百目木)といふところに一泊した。
最上川 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
六歳ぐらゐになつた僕を背負つて、父は早坂新道はやさかしんだうを越えて上山かみのやまへ向つて歩いた。雨あがりの道はよく固まつて、天がよく晴れてもちりの立ちのぼるやうなことはない。
念珠集 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
天気よし。茂吉直吉おみゑ上山かみのやま行。九銭茂吉筆代。十月廿一日。天気よし。七銭茂吉下駄代げただい。廿二日。天気吉。広吉茂吉は半郷学校え天子てんし様のシヤシン下るに付而行ついてゆく。熊次郎紙つき。
念珠集 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)