“かぼう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
戈矛50.0%
花帽50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
錦のひたたれを着した武士、手に紅羅の傘蓋さんがいをささげて、左右には、金瓜きんか銀鉞ぎんえつ戈矛かぼうをさしあげ、天子の鑾駕らんがの偉容を整えさせている。
三国志:09 図南の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
花帽かぼうをいただいた四、五百人の軍隊が、まずうやうやしく轅門えんもんに彼を出迎え、さて営中に入ると、同じように綺羅きらな粧いをした大将が、周瑜の座を中心に、星の如く居流れている。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)