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かぶとぼう
ふりがな文庫
“かぶとぼう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
兜帽
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
兜帽
(逆引き)
若い娘のような
頬
(
ほお
)
、腕にかかえた剣、
蝋油
(
ろうゆ
)
をぬった
口髭
(
くちひげ
)
、
漆
(
うるし
)
ぬりの
兜帽
(
かぶとぼう
)
、それにまた、金髪、大きな青い目、得意げな
傲慢
(
ごうまん
)
なきれいな丸い顔つきで、マリユスとはまったく反対だった。
レ・ミゼラブル:07 第四部 叙情詩と叙事詩 プリューメ街の恋歌とサン・ドゥニ街の戦歌
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
暴徒らはふいに、近くの屋根の上に日光に輝く一つの
兜帽
(
かぶとぼう
)
を見いだした。ひとりの消防兵が高い煙筒に身を寄せて、
偵察
(
ていさつ
)
をやってるらしかった。その視線はま上から防寨の中に落ちていた。
レ・ミゼラブル:08 第五部 ジャン・ヴァルジャン
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
雨の中に炬火の光で照らされた彼らの
兜帽
(
かぶとぼう
)
は、屋根の上を行ききしていた。同時にテナルディエは、バスティーユの方に当たって、低い東の空がほのかな青白い色に痛ましく白んでくるのを見た。
レ・ミゼラブル:07 第四部 叙情詩と叙事詩 プリューメ街の恋歌とサン・ドゥニ街の戦歌
(新字新仮名)
/
ヴィクトル・ユゴー
(著)
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