“かなぶきちょう”の漢字の書き方と例文
語句割合
金吹町100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そういう内規があって、浪士数名が江戸金吹町かなぶきちょうの唐物店へ押しかけたと考えて見たまえ。前後の町木戸まちきどめて置いて、その唐物店で六連発の短銃を奪ったそうだ。
夜明け前:03 第二部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
越後屋えちごやと対抗した江戸一流の呉服屋で、呉服の外に、大伝馬町おおでんまちょう金吹町かなぶきちょうなどに唐物屋とうぶつや、米屋、金物屋などの店を持ち、今の百貨店デパートを幾つにも割ったような豪勢な商売をしている店でした。