“かどまつ”の漢字の書き方と例文
語句割合
門松100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
昨日も正月の十五日だから、朝からドンド燒きの支度で、私の家は家例で、門松かどまつだけは町内一番といふ大きいのを立てます。
門松かどまつ注目飾しめかざりはすでに取り払われて正月もや十日となったが、うららかな春日はるびは一流れの雲も見えぬ深き空より四海天下を一度に照らして
吾輩は猫である (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
さすがに新年早々はどこの店でも門松かどまつを立て、国旗をかかげ、回礼者の往来もしげく、鉄道馬車は満員の客を乗せて走る。
綺堂むかし語り (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)