“かつまた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
且又85.7%
将又14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
且又かつまた茂吉は詩歌に対する眼をあけてくれたばかりではない。あらゆる文芸上の形式美に対する眼をあける手伝ひもしてくれたのである。眼を?——或は耳をとも云はれぬことはない。
僻見 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
余の所謂いわゆる「呉一郎の第一回発作」の参考としては全然不必要の範囲に属するも、この記録を作製したるW氏の主張を尊重する意味に於て、且又かつまたがい事件に関する司法当局の探査方針
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
村人達の生活から将又かつまた思い出からそれをとりのぞいたら生々とした何が残ろう! 半年村をとざしてしまう深雪だけでも彼等の勤労の生活は南方の半分になるわけだが
禅僧 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)