“かっししょく”の漢字の書き方と例文
語句割合
褐紫色100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
褐紫色かっししょくの桜のわくらを下駄の歯でかき寄せながら吉三郎は口を切った。
ゆえに雨天うてんの日は終日しゅうじつ開かなく、また夜中もむろんじている。閉じるとその形がふでの形をしていてねじれたたんでいる。色は藍紫色らんししょくで外は往々褐紫色かっししょくていしているが、まれに白花のものがある。
植物知識 (新字新仮名) / 牧野富太郎(著)