“かたなめきき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
刀目利50.0%
刀鑑50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
右馬介の柳斎は、どこへ伺っても如才じょさいない。家々の宝器はめ、些細ささいな修理などはすぐ復元してみせる。たちまち、調法者よといわれ、武具の新調とか刀目利かたなめききまで頼まれるしまつだった。
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
神田ノ道賀又ハ梅山弥曾八、小林真平、ソノ時代ノ刀鑑かたなめききヘ残ラズ刀剣講ヲ取立テヤッタガ、或日千住ヘ行ッテ胴ヲタメシタガ、ソレカラ浅右衛門ノ弟子ニナッテ、上段切リヲシテ遊ンダ
大菩薩峠:40 山科の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)