“かせづえ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
桛杖50.0%
鹿杖50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
左の脚がほとんど股のつけ根のところから切れており、左の腋の下に桛杖かせづえ(註三四)を持っていて、それを驚くべく器用に扱い、それをあてて鳥のようにぴょんぴょん跳び𢌞っていた。
さあ、いつだって向って来い。やれる奴は彎刀カトラスを手に取れ。そうすりゃ、己は、桛杖かせづえをついちゃいるが、このパイプがからにならねえうちに、其奴そやつの臓腑がどんな色をしているか見てやろう。
その鹿杖かせづえを突く事は、彼らがもと多くは殺生の徒であったが為に、その犠牲となった畜類に廻向し、罪障消滅を図るの為であったと解せられるが
間人考 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)
鉢叩きは鹿杖かせづえすなわち鹿の角のついた杖を突き、瓢箪を叩いて念仏を申す。
間人考 (新字新仮名) / 喜田貞吉(著)